童貞で奥手な43歳がハッピーメールでバツイチ女性と出会うまで

僕は鳥取県八頭町在住の43歳、独身、童貞です。

女性と話すのが苦手で、恋愛に自信が持てない、年齢的に「もう無理かもしれない」と諦めかけていましたが、出会い系サイトと管理人さんのおかげで、少し自信を持つことができました。

ありがとうございます。

今回の僕の体験談が少しでも誰かの背中を押せたら嬉しいです。

実は僕、出会い系サイト「ハッピーメール」を使って、2歳年上のバツイチ女性と出会いました。

これが、僕の人生で初めての「リアルな女性との関係」でした。

手をつないだのも、食事をしたのも、すべてが初めての経験です。

 

恋愛経験ゼロのまま43歳になってしまった苦悩

僕は、20代から30代にかけて恋愛らしい恋愛をしてきませんでした。

理由はシンプルで、「自信がなかったから」です。

女性と会話することがとにかく苦手で、学生時代から避けて通ってきました。職場にも女性は少なく、あっという間に40代に突入。

何もない日々ですが、まだ完全にはあきらめきれない毎日。

どうにか今の状態を変えたいと思いながら、スマホで調べていました。

そうしてたどり着いたのが管理人さんの、このブログです。

出会い系サイトに登録するのは正直悩みまくった

出会い系サイトか・・・

「どうせサクラばかりなんだろう」「年齢的に無理だろう」と思いながらも、管理人さんに相談メールを送ってみました。

そして、登録は無料だったこともあり、軽い気持ちで出会い系サイトを始めてみることにしたのです。

登録時に一番感じたのは、恥ずかしさと怖さでした。

プロフィールに「43歳、鳥取県八頭町在住、恋愛経験なし」と書くなんて、自分をさらけ出すような感覚です。

でも、思い切って「正直に書こう!」と決めました。

嘘を書いても、後で苦しくなるのは自分だからです。

プロフィールにはこんな風に書きました。

年齢:43歳

地域:鳥取県八頭郡八頭町

職業:地方公務員(仮名)

趣味:散歩、音楽鑑賞、ゲーム

恋愛経験がないまま40代になってしまいました。人見知りで女性と話すのが得意ではありませんが、誠実にお話したいです。

 

登録ボタンを押した瞬間、正直心臓がバクバクでした。

「こんな自分が相手にされるわけない」と思いながらも、どこかで小さな希望を持っていたんです。

初めてのメッセージ体験

驚き!年上の女性からメッセージが

登録して1日経ったある夜、スマホに通知が来ました。

「〇〇さんからメッセージが届いています」

開いてみると、45歳の女性、鳥取市在住のバツイチの方からのメッセージでした。

「はじめまして。プロフィールに誠実さを感じました。よかったらお話ししませんか?」

そんな内容でした。

最初は信じられませんでした。「もしかして業者かも…?」と疑いました。

ですが、やり取りを数日続けるうちに、だんだんと「この人は本物だ」と思えるようになりました。

やり取りを重ねて

不器用なやり取りの中で

僕の返信はとてもぎこちなく、今読み返すと恥ずかしいくらいです。

僕:はじめまして。こんな自分にメッセージいただけて驚いています。ありがとうございます。

彼女:自分に自信がないとおっしゃってましたけど、誠実なところが素敵だと思いましたよ。

僕:女性にそう言ってもらえるのは初めてです…。

彼女:ふふ、素直な人ですね。仲良くしてください。

やり取りは1日に2〜3通くらい。

急かすこともなく、僕のペースに合わせてくれるその姿勢に、どんどん惹かれていきました。

会う約束までの葛藤

会う?会わない?自信との戦い

やり取りを始めて2週間ほど経ったころ、彼女からこんな提案がありました。

「もしよかったら、今度どこかでお茶でもしませんか?」

驚きと同時に、恐怖が押し寄せました。

「実際に会ってがっかりされたらどうしよう」「自分が童貞だと知ったら嫌われるのではないか」

自信のない僕にとって、これは大きな試練でした。

でも、メッセージを続ける中で、彼女が本当に優しく、相手の気持ちを大切にしてくれる人だとわかってきて、思い切って会ってみよう!と決心しました。

 

初デートの日が近づいてくる

約束の日が決まってからというもの、僕の心はずっとざわついていました。

嬉しさよりも、不安のほうが大きかったです。

「清潔感ある服ってなんだ?」「どんな話をしたらいい?」「沈黙が続いたらどうしよう…」

そんな考えが頭の中をぐるぐる回り、何も手につかない状態でした。

服はユニクロで新品のシャツとチノパンを買い、髪も床屋でいつもより念入りに整えてもらいました。

そして、彼女との初デート当日。場所は鳥取市内のカフェに決まりました。車で1時間弱。ナビに住所を入れて、手汗を拭きながら出発しました。

ついに彼女と対面!

鳥取駅近くのカフェで待ち合わせ

彼女と会う場所は、鳥取駅から歩いて5分ほどのこじんまりしたカフェでした。

日曜のお昼過ぎ。人通りはそこまで多くなく、緊張して歩く僕にはちょうどよかったです。

約束の時間の10分前に到着。すでに彼女は先に店の外で待ってくれていました。

「〇〇さんですか?」

写真よりも柔らかく、やさしそうな雰囲気の女性でした。

年上だけど、気取らない格好に、飾らない笑顔。

僕の緊張をすぐに察してくれたのか、にこやかに迎えてくれました。

「遠くから来てくれてありがとう。」

その言葉に、僕は救われた気がしました。

「こちらこそありがとうございます。会えてうれしいです」と答えるのが精一杯でした。

初デートは緊張の連続

何を話していいか分からない僕

カフェのテーブルに向かい合って座った瞬間、僕の頭は真っ白になりました。

話そうと思っていたことが全て吹き飛び、「この沈黙どうするんだ…」と焦っていました。

でも、彼女がゆっくりと話題を振ってくれたおかげで、少しずつ落ち着きを取り戻しました。

「趣味の音楽って、どんなジャンルが好きなんですか?」

「ゲームは何するんですか?」

「八頭町って、静かでいいところですよね」

彼女は聞き上手で、僕のたどたどしい返答にも、笑顔で「そうなんですね」と返してくれました。

僕は正直に、「女性とカフェで話すのは初めてです」と伝えました。

すると彼女は、

「そうなんですね。緊張してるの、すごく伝わってきます。でも、頑張って話そうとしてるのが伝わるから、大丈夫ですよ」

と言ってくれたんです。

心がほどけていく時間

誰かと心で通じ合った感覚

1時間ほど話すうちに、僕はだんだんと彼女との会話に慣れてきました。

「楽しい」「また話したい」という感情が、人生で初めて芽生えてきたんです。

彼女も、「こうやってまっすぐ向き合ってくれる人って、本当に貴重」と言ってくれて、その一言が今でも忘れられません。

そして、デートの終わり際。

「今日は会ってくれてありがとう。よかったら、また会ってもらえますか?」

彼女のほうから、そんなふうに言ってくれたのです。

そのとき、胸の奥がじんわりと熱くなるのを感じました。

僕はすぐに「ぜひお願いします」と答えました。

2回目、3回目のデートへ

少しずつ、距離が縮まっていく

最初のデートから1週間後、今度は倉吉市にある公園で散歩デートをしました。

その次の週には、境港の水木しげるロードにも一緒に行きました。

少しずつではありますが、彼女と話すときに緊張せず、自分の言葉で話せるようになってきたのを感じました。

彼女の前では、肩肘を張らなくてもいい。

弱いところを見せても、笑われない。

そんな安心感が、少しずつ僕を変えていきました。

僕の秘密を打ち明けるとき

「実は僕、童貞なんです」

3回目のデートの帰り道。車の中で、僕はずっと言えなかったことを打ち明ける決心をしました。

「言っておきたいことがあります。実は、僕…今まで女性と付き合ったことがなくて、童貞なんです」

沈黙。心臓がバクバクして、車のハンドルを握る手が震えました。

でも、彼女は笑ってこう言いました。

「うん、なんとなくそうかなって思ってた。でも、それを恥ずかしいことだとは思わないよ。むしろ、ちゃんと伝えてくれてありがとう」

その瞬間、僕は思わず涙ぐんでしまいました。

誰かに受け入れてもらえるという経験が、これほどまでに温かいものだとは思いませんでした。

告白。僕たちは「恋人」になった

童貞であることを彼女に打ち明け、受け入れてもらったあの日から、僕の心にひとつの思いが芽生えていました。

それは、「彼女にちゃんと、自分の気持ちを伝えたい」ということ。

今までの僕だったら、絶対に言えなかったと思います。

でも、彼女と過ごす時間が、僕を変えてくれていたんです。

4回目のデートの日。

大山のふもとにある景色の良い展望台に一緒に行きました。5月の風が心地よく、空も澄んでいて、とても穏やかな日でした。

展望台のベンチに座って、しばらく沈黙が続いたあと。

僕は、思い切って言いました。

「僕、〇〇さんのことが好きです。もしよければ、付き合ってもらえませんか」

ノドがカラカラに乾くし、足は震えていたかもしれません。

言った瞬間は、耳が熱くなって、頭が真っ白になりました。

彼女は少し驚いた顔をしたあと、笑顔でこう返してくれました。

「ありがとう。私も、あなたの誠実さが好きです。よろしくお願いします」

その一言で、今まで積み上げてきた不安やコンプレックスが、一気にほどけた気がしました。

誰かに受け入れてもらえるのって、こんなにも心地よいものなのか・・・

 

初めての「手をつなぐ」ということ

付き合い始めたあとも、僕たちの関係はゆっくりと、でも着実に深まっていきました。

僕は何もかもが「初めて」で、彼女にとっては当たり前のことでも、僕にとってはすべてが冒険のようでした。

特に、初めて手をつないだ日のことは今でも忘れられません。

その日は、米子市内のショッピングモールで一緒に買い物をしていました。

夕方、人の少ない場所で彼女がふと僕の手を取ってくれたんです。

「寒いね、手…つないでもいい?」

何気ない一言。

でも、その手の温かさに、僕は思わず泣きそうになってしまいました。

人と肌を触れ合わせることが、こんなにも安心できるものなんだと初めて知った瞬間でした。

「童貞卒業」はゴールではなく、通過点

お付き合いが始まって2ヶ月ほど経ったある日。

彼女の家に招かれ、僕はとうとう童貞を卒業しました。

でも、正直に言うと、「童貞卒業」という言葉が持つような劇的な達成感は、あまり感じませんでした。

それよりも、「自分が女性に受け入れられた」「信頼の上で結ばれた」という実感のほうが、何倍も心に残りました。

彼女は終始優しく、「無理しないでね」「ゆっくりでいいから」と声をかけてくれて、本当にありがたかったです。

僕はそのとき初めて、「セックスはテクニックじゃなくて、気持ちが一番大事なんだ」と実感しました。

人生は、変えられる

43歳まで童貞。

人付き合いが苦手で、自分に自信がなくて、「どうせ俺なんて」と心の中でずっと呟いていた僕。

そんな僕が、今は一人の女性と付き合い、休日には一緒にご飯を食べたり、ドライブに出かけたりしています。

劇的に社交的になったわけではありません。

でも、「自分を否定しなくてもいい」と思えるようになったことが、何よりも大きな変化です。

彼女と出会ってから、少しずつ自分を好きになれるようになった気がします。

ハッピーメールを使って良かったか?

僕は断言します。ハッピーメールを使って本当に良かったと。

もちろん、最初からすべてがうまくいったわけではありません。

登録後に怪しいメッセージが届くこともありましたし、「どうせ無理」と思いながらスマホを閉じることもありました。

でも、「本気で誠実に向き合っている人」は、必ずどこかにいます。

そして、自分が勇気を出して一歩踏み出せば、その人と出会える可能性はゼロではないんです。

僕のような人間でも、出会いのチャンスをつかめた。

それが事実です。

僕と同じように、年齢や恋愛経験の少なさに悩んでいる方もいるかもしれません。

自信がないままでいいんです。

無理に変わる必要はありません。

でも、一歩踏み出してみることだけは、やってみてほしいと思います。

僕は、43歳でハッピーメールに登録して、本当によかったと思っています。

管理人さんの一押しがなければ、今の僕はいなかったからです。

人生に遅すぎるなんてことはありません。

あなたにも、あなたなりの出会いがきっとあるはずです。

 

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